予備的遺言をする場合

(遺言文例 13)

遺言書

第1条 遺言者宮崎信幸は、遺言者の有する一切の財産を、妻宮崎ひとみ(昭和35年5月5日生)に相続させる。
第2条 遺言者は、遺言者の死亡以前に妻宮崎ひとみが死亡したときは、遺言者の有する一切の財産を、弟宮崎三郎(昭和39年4月25日生)に相続させる。
 平成16年7月9日
住所 福岡県久留米市六ツ門町19番地10
遺言者  宮崎 信幸 

補足説明

 予備的遺言とは、推定相続人や受遺者が遺言者より先に死んだ場合に備えた二次的遺言です。子供のいない夫婦などで、配偶者に全てを相続させるという夫婦相互遺言をし、予備的遺言を加えた文例です。遺言の中で、財産の行き場所がなくなることのないように、予備的遺言をしておきましょう。
 上の遺言書は、自筆証書遺言の見本です。全てを自分でペンを使って書き、必ず日付を入れてください。印鑑は認印でも構いませんが、実印が良いでしょう。作成後、封筒に入れて封印をし、妻に預けておくと良いでしょう。
 当然、公正証書の原案(下書き)としても利用できます。公正証書遺言が、より安全で確実です。